硫化染め刺し子エイジング解説

商品説明

Sashiko kakishibu dyed combat pants 刺し子硫化中白染めコンバットパンツ

オリジナルがスタートした当初から生産しているパンツです。

デザインソースはスウェーデンのフィールドパンツ。

加工説明

加工は中白硫化染

硫化染料を使い生地の表面だけ染め芯は白く残すという手法です。

元々落ちやすい硫化染料と芯を白く残す事により履いていくうちの当たり、色の変化がみられるのがエイジング、経年変化です。

デニムの様に育てるのが楽しみな商品の加工法です。

染め方にもいくつかあり 中迄しっかり染め付けるのが反応染め  反応染めではこのようなエイジングは出ません。

ただし綺麗に染めて色むらや色落ちはしないのでブランドの特性や昨今の堅牢度(色落ちの有無)などから考えると反応染めが主流かもし

れません。

硫化染めの商品に対してのデメリットですがやはり色落ちするという事

色落ちやエイジングを好まない方は避けた方が良いテクニックですし、弱い擦れに対してもあたりが付きやすくてムラになりやすい加工で

すからこれを味ととらえられないお客様は避けた方が良い商品ではあります。

画像解説

上部の画像ですが左 着用前 右 2年着用の物です。

かなりの色差があるのがわかっていただけますでしょうか?

左の着用前も硫化染めですので少し加工時のあたりやすれはありますが通常の着用でここまで育ってくれます

洗濯は中性洗剤で裏返して洗う程度です。

左側はフロントポケット周り未着用と2年着用の物

前立て ポケットの縫い代部分が特にあたりが見られますね

下の2枚は2年着用後の表裏

かなり良い味になっています

それでは皆さん硫化染め大事に育ててあげてください。